前途のとおり、結婚して10年になりました。
※保険が必要な人もいると思います。僕の場合です。不愉快な方には申し訳ございません。

実は嫁さんのお義母さんが現役時代に生命保険業界に、勤めていたことがあって、
婚姻後に、しっかり大黒柱として「保険に入りなさい」と言われたものです。
そのため結婚直後に、二人分の生命保険と医療保険をガッツリ入りました。

僕は自分の健康や心に自信がなかったので、出来るだけ潤沢な保険を選びました。
払い込みが月額5万円、近かった気がします。
でもこれで何かあっても大丈夫と思い、ちゃんと責任を全うしている気持ちになりました。
ある意味気楽だったし、なんも考えずに暮らしていました。

それから2年くらい経ったでしょうか、借金問題もレクサス新車問題も一区切りが付き、
仕事に集中しているころで、なんとなく貯金が出来始めた感じでした。
金が貯まると、人間不思議なものでもっと貯めたくなるんですよね💦
それにしても、この月5万円の保険料って高いな、
この分を貯金や、運用に回したらどうなるんだろう。。と思っていました。

そしてまた1年が過ぎて、実際に貯金がようやく4桁くらいになりました。
僕「ねえねえ、僕が死んだらいくらあったらいい？」
嫁さん「お金で言われても困る、生きている方がいい！」
そりゃそうだね。

保険証を良く確認してみると、死亡時の生命保険の受取金額は2,000万くらいでした。
え！それならもうちょっと頑張って貯金したら、そのくらいになるじゃん！！
と思いました。

ぶんぶん「あのさー、生命保険辞めてもいい？」
嫁さん「え！？　何かあったらどうすんの？？」
ぶんぶん「もうちょっとで、生命保険金くらいは貯まるから！」
・・・・
嫁さん「だったらいいか。。でも病気になったり働けなくなったらどうするの？」
ぶんぶん「もちろん健康第一で仕事頑張るし、その内一生働かなくても良いくらい貯めるから。いくら保険に入っても僕が病気になったら嬉しくないでしょ？」
嫁さん「ふーん。。」

というわけで、生命保険、保険をスッパリ辞めてみました。
当日、府中市の全労済を訪れた日のことが忘れられません。
本当に良いのかな、、僕にもしものことがあったらとギリギリまで悩みました。
家に帰って、解約書類を見ながら決意していたことを思い出します。

．．．
あれから6年くらい経ちました、今のところ大きな病気やケガなどはなく幸せに暮らしています。
もちろん偶然にラッキーだったのかもしれませんね。

ただ振り返ってみて、保険を辞めたあの時から僕の中のロジックは大きく変わった気がします。
健康を一番においた生活をするようになりましたし、「物事の理」や「お金の意味」、「働き方」を良く考える様になり、結果的に様々な事柄が好転しました。

一昨年、実姉が癌になりました。
その時聞いたのですが、癌は生活習慣病と最近は言われているそうです。
姉の私生活を知っている僕は、へんに納得してしまいました。
保険に入るより自分の生活を律することの方が、僕にとっては大事だと思いました。
嫁さんに健康管理させるわけにはいかない、自分でやらなきゃ。

物事は考え方次第でいかようにでもなるはず、誰の人生でもない自分の人生をちゃんと設計・運用したいと改めて思いました🐶