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12/03金の思ったこと(自分のこと#3)

働くってことは、僕は簡単じゃない。

※長文失礼します。まだまだ面白くないですが続けます。


3度目の就職

田舎に帰っても、当然やることはなかった。
またしても一月くらいフラフラした、、でもこのままじゃ本当にマズい。
母さんに食わしてもらっている場合じゃないと思い、やっとの思いで職安に通った。
田舎でソフトウェア開発の仕事が出来ればなんでも良かった。
そして見つけたのが微妙な、レジシステムを販売・保守する会社だった。。


ソフトウェアの会社でもなかった、だがソフトウェア部門をこれから立ち上げていく方針だったようだ。
なぜか奇跡的に採用された。後で聞くとペーパーテストはダメダメで、経歴もダメダメで皆採用するのはNGだったそうです。
ただ一人だけ偉い人取締役(後に仲人さんになる人)が、なんか分からんがあいつは取る!
と言って頂いたらしく、いつもA部長から感謝しなさいと言われたもんでした💦
今にして思えば、感謝したりない恩人ですね。


そこから会社に通うことになったが、2~3か月くらいは特にすることはなかった。
一応レジシステムの研修を受け、先輩と一緒に得意先を回ったが、結局やるはずのソフト開発の仕事はなかった。


でもそこで出会った先輩たちは、30年間以上働いてきて今思い出すと最高だった!
喧嘩早いイケメンSさん、ジゴロ風で女性を狙ってるTさん、そしてルパン三世の不二子ちゃんみたいなKさん。
もう仕事なんか、やっているふりな3人で面白かった。
特にT先輩は、入社して3日くらいで「ぶんぶん!お前童貞か?」聞いてきて、こんど女紹介してやるぞって言われて固まった。
Sさんはストレートのロン毛気味でいかにも、もてそうな優メンに見えるのに、夏休みが終わって会社に出社したら、パンチパーマに変わっていた。
Kさんは、すべての職場で見た限りの最高の美人でナイスバディの女神だった。
そしていつもS、T先輩をもてあそび転がしていた。。
ずーっとこの変な先輩と、ロクな仕事をしないでいようと思っていた。


そして、その年の冬に親会社への派遣?出向が決まった。


協力会社のxxです。

せっかく就職できたと思ったのに、ようやく本勤務がスタートした時の身分は、協力会社XXの○○です、だった。
同じようなに仕事しても、最終的に身分が違うってのは初めての経験だった。


「ここからは先は社員だけで行う」とか、肝心なことは任せてもらえなかった。
一人前になるまで、お客様と会話もさせてもらえなかった。
社員旅行もまったく待遇が違った、親会社は海外、僕らは隣県だった。
言うまでもなく、給与体系も全然違っていた。
その頃は、賞与支給日になると明細を一人一人に配る習慣があった。
最初は何とも思わなかったが、段々と悔しさがあふれてきた。


それでもこの会社に入ってようやく基本給が11万3千円になり、手取り10万円以上貰えることになり、それは嬉しかったあ。
肝心の仕事の方はと言えば、例のごとくいい仕事はなく、特に目的もなく適当にやり過ごす日々が続いた。


2代目の車

この頃、2代目の車を買っていた、カローラFX GTだ。中古で65万円くらいだったかな。
遅いし、うるさいし、パワステがなくハンドルは超重かった。
仕事終わりに友人宅に行ったり、深夜に繁華街を走り回ったり、遠出したり。
でも、今思うとこのクルマが一番面白かった。若かったからかな。
本当に楽しい思い出が一杯だった。
シルビアで事故らなきゃ、どんな風に乗っていたのかな、ごめんなシル子。


前のローンの残債もあったためそのままでは新しいローン審査がNGだった、販売店のいうままに、残債もひっくるめた新しいフルローンを組んだ。105万円だった。


結局東京の仕事かあ

そして数か月の月日が流れ、突然新しいプロジェクトへの参加が決まった。
東京の仕事だった。
都内在中の先輩SEが仕事を切り出してきて、田舎で開発し、また東京へ納品しに行くもの。安い地方の労働力を当て込んだ、いわゆるニアショアと言われるものだった。


けれども仕事は楽しかった、ようやくまともなソフト開発の仕事ができるようになった。
社内にはなかったベンダーの汎用コンピュータが納入されたため、誰しもが未経験者だった。
僕は飛びついて離さなかった、記憶がある。チャンスだと思った。


ただし、いづれは東京へ納品に赴かなければならない、誰かが。誰だろう??
頑張れば頑張るほど、東京に行くメンバーに選ばれてしまう。
納品には、現地での最終試験やら調整があるので、2週間くらいは滞在しなきゃいけない。
東京暮らしが嫌で、帰ってきたのに。


嫌な予感しかしない、二十歳の夏でした。

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