目指すものにたどり着きたい。

自分のために何かを呟きたいです。投資や投機もちょっと。

格差社会と言われて、

社会人としてスタートを切ったのは、平成元年で消費税が導入された春でした。
初任給88,000円から初めて、お給金が10万円を超えた時は20歳だったかな、何となくまだ覚えています。
そんな僕も、今年社会人34年目です。
まだどうにか、社会の端に引っかかっています。


両親は僕が高校の時に離婚し、姉はそれ以来実家には寄り付きませんでした。
小さい古いボロいアパートで母との二人暮らし。
確かにあの頃、格差はあったと思います。
高校の同級生は、みんな立派な実家に住んでていて、もちろん離婚していなかった。
まあ、離婚する前から貧乏でしたからそれほど気になったわけじゃないけど、
やっぱり夢も希望もなかったです。


それでも仕方なく、地元に就職して目標もなく生きてきました。
間違いなく底辺の人間でした。
借金をして身の丈に合わないスポーツカーを乗り回して。


それでも、仕事だけは頑張りました。
年上や同級生たちや後輩には負けたくなかった。
高学歴の格差のあった家柄の人間には負けたくなかった。
ただそれだけが僕を支えた。
そして会社で一番なった、でも収入は低かった(笑)


そして人を好きになって、結婚して、気が付けば子供ができた。
無理して家も買った。
でも、離婚してそれもどうでも良くなった。
ローンと思い出だけが残った。
もう生きている価値や、目的、意味、何もかも分からなくなった。
...


そんな時、今の嫁さんと出会った。
命を拾ってもらった。
今度は、嫁さんのために頑張った。
とにかく幸せにしたい、なりたいと思って年甲斐もなく頑張った。
10年の月日が流れた。
気が付いたら、収入も資産も富裕層の端くれまできました。


そう言えば、再結婚した当時、嫁さんに連れられて銀行に行った。
初めての窓口以外の行員さんと話をした。
「時間を味方に!」と言われたことが忘れられない。


そう言えば、このころ良くこの手の本読みましたね~
今なら、もっと多くのことを考え知っています。


それにして格差ってなんだろう。。未だに良く分からない。
ただ言えるのは、自分のスペックは何も変わらない。
むしろ歳を取った分だけ、能力は落ちたんだと思う。
変わったのは、気持ちや考え方の方だと思う。
格差って、本当は考え方にあるような気がする。


この次の10年はどうなるだろうか。

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