不快な言いわけなので、適当に見流してください。

あの日、前妻と子供たちが出て行った。
最後に掛けた言葉は、「早く帰ってきてください。」だった。
意味のない虚しい言葉。
もう離婚届も書いているのに、本当にバカだし、自分勝手な言葉だった。
引っ越しの手伝いもしたし、その後も何度か足を運びました。

もう、あれから10年以上の年月が流れました。
当時中学生と小学生だった子供たちも二人とも成長し、社会人になっているようです。
何も父親らしいことはしてやれず、今も後悔の日々です。
かれらの人生を振りまわしてしまったことを悔いています。
とは言っても、
あの過去もあって今のかれらの人生があるので、それを否定する権利は僕にないです。

もちろん、もう僕がかれらの人生に影響していなくて、ほぼ無関係な人間なのは分かっています。
もしかしたら忘れられているかもしれませんね。
それでも会いたいし、どんなに人間になったか知りたい。話をしたい。
せっかく大人になってくれたのだから、お酒でも飲みながら語り合いたいです。
虫のいい話ですが。

努力家だった娘は、今は何を頑張っているのだろうか。
逆に、幼少期の反動でのんびりしているだろうか。
でも不器用で責任感ある感じだったから、仕事はてんてこ舞いだろうな。
好きな人はできただろうか。ひょっとしたらもう結婚しているのかな。。
へんな男に捕まっていなきゃ良いけど。いやいや、僕が言えた義理じゃないですね💦

天才肌で、実は遠くが見えていた弟は、今年から社会人です。
IT志望だったけど、真面目に仕事しているかな。。
この業界は、適正のある人とそうでない人の扱われ方は相当違うからな。。
それにしてもアイツが仕事だなんて、大丈夫かな。
父さんは心配でなりません。
今更、父親面はないですね💦

ちゃんと子供たちを育ててくれて、本当にありがとうございます。
あなたには、謝る言葉もありません。
本当に申し訳ないです。
もう会うことはないかも知れませんが、ご息災でお暮らしください。

今の嫁さんに申し訳ありませんが、再婚するかどうか本当に悩みました。
もしかしたらという未練があったので。
でも、もう一人で生きていく気力がありませんでした。
明日をも分からない中で、ぶん嫁さんに出会って、もう一度人の心を取り戻しました。

今は、
生きていれば、成長したかれらにきっといつか会えると思っています。
いえ実際にかなわなくても、そう思ってこれからも暮らしていきます。
子供たちに恥ずかしくないように生きなきゃと思いました🐶