寒いの一言でした。

例の感染症も落ち着き、そろそろ実家に帰らなきゃとは思っていましたが先月突然の母から電話がありました。
普段僕から電話することはあっても、母から電話はまず来ません。
何かあったのかなと電話を取ると、「姉の癌が再発したよ。」と。

確か最後に帰省したころに、大騒ぎした記憶あります。
数年異常が無ければ大丈夫なんて言っていた気もしますが、もう4年以上経ったのだと思います。
詳しい症状は良く分かりませんが、どうも前回手術で取り切れていない部分が少しづつ成長したんじゃないかと言うことでした。

で、姉からは、
遺伝子検査をして、最新の治療が可能そうだということで楽観的な感じでした。
相変わらず仕事もしていますし、通常の暮らしのようです。
再発と聞いていましたので、転移が心配でしたがそれも今のところなさそうです。
病気のことは良く分かりませんが、姉がひとまず元気そうでホッとしました。

姉には出来れば丁寧な暮らしをして、生活習慣を見直して欲しいと大分前から言っていたものでした。
でも今回の言動を見ている限りそれは難しそうです。
旦那さんもそうですね。
彼自身も若い頃胃がんをやって、ほとんど切除した過去があるのに未だにタバコも止めないし痛風になっているに酒も飲むし、よく食べる。まん丸です。
特にタバコは、姉が他に人にくさいと言われるくらい姉の前で吸うようです。
僕ら強く辞める様に言えば良かった、言えなかった自分が情けないです。

それにしても母の家は寒いです。
コタツに入って、ストーブも付けているのに足腰が寒くて辛かったです。
去年の冬、暖房を付けず一冬耐えた僕がです。
一軒家といっても、有体に言えば掘っ立て小屋程度の建物です。
そう言えば冬には帰省しないようにしていましたので、冬は15年ぶりくらいかもしれません。
居間も寒いですが、寝室、お風呂、トイレはとてつもなく寒いです。
特にお風呂に入る時は狭く、不便で苦労します。
2泊しましたが、二日目は風呂を遠慮しました。

まだ東北は、冬本番ではありません。これからまだ5℃以上は、下がると思います。
後期高齢者になった母が、ヒートショックでどうなるか本当に不安です。
実際旦那さんは、何度か脳の病気で倒れています。
あまりにも良くない家なので、僕から提案しました。
リフォームしようと、費用が僕が持つから。

話し合ったのですが、間取りや建物の強度が良くなてちゃんとしたリフォームは難しいという結論になりました。
そりゃそうか。。
じゃあいっそ、家を買おう！近所にとなりました。どうせなら好きなニュータウンに。
検索すると流石です。売り物件が4件もありました。
早速一軒ずつ車に乗って、勝手に外見に行きました。
素敵な家もあり、まんざらでもなかったです。
本格的に不動産屋に連絡して、内見もしようかと思っていました。
予算は、2000～3000万円位です。何とか捻出できると思います。

でも、一晩明けて旦那さんから今の家との縁は切れないと。残念な結果となりました。
まあなんとなくそうなるんだとは思いましたが。
母は意気消沈していました。
世の中は簡単には行きませんね。でもまだ諦めたわけじゃないです。
それにこれからの生活を考えると、郊外の一軒家より駅前のマンションの方が正解だと覆います。
じっくり作戦を練ろうと思います。

ともかく4年ぶりの帰省は、他にも思うことが沢山ありました。
出かけても歩いている人はほとんど見れず、自動車ばかりでした。
人口がドンドン減っていますし、若い人はいませんからしょうがないですね。
母には、人生の最後くらい良い家で暮らして欲しい。
今度は来年の夏くらいに帰るかもしれません、その時までに良いプランを持って帰りたいです🐶