目指すものにたどり着きたい。

自分のために何かを呟きたいです。投資や投機もちょっと。

痛いくらい、伝わりました。

正直なところ、老人の自己満足な作品なのかなと思って期待はしていませんでしたが、そんなこと全然ありませんでした。


興行収入を考えれば、エンタメ的な部分も盛り込まなきゃいけませんし、今までの同スタジオのらしさや、伝統みたいなものも詰め込まなきゃいけない。
そんな感じもありました。
これまでの往年の作品のオマージュ要素も散りばめられていました。


それでも僕には、痛いくらい伝わってきました。とても単純で明確なテーマが。
もともとメッセージ性のある作品は、もう作らないって言っていた彼ですが、恐らく最後の長編であろう、この作品には思いっきり突っ込んでいます。
この映画は、見る人の心の状態によっても受け取り方が違うものかも知れません。
確かに意味不な描画も多かった気がします。でも頭で考え過ぎなくていい感じるままに見ました。


先々週は、映画気分を満喫したくてインディージョンズを見ました。
来週はMI を見に行きます。
たまたまこの夏は映画をよく見ていますが、50を過ぎて段々と映画館から足が遠のいています。
その理由が、見ても心に残る作品に出合えずつまらないと思っていたからです。


久しぶりに見たジブリ、昔の様に際立った作画、動画はもうないのかなと思います。
今時は、他の作品も同じ以上に凄いので。
音楽も久石譲氏が担当されていましたが、昔からのいわいるジブリ感もありません。
あまり際立ったキャラや、不思議過ぎる背景や力作感もありませんでした。
でも僕にはもうそうモノも必要ありません。


有名な俳優さんも、多く出演していようですが最後まで気づきませんでした。
それでも僕は、今のこの作品は十分に見ごたえを感じますし、社会的なメッセージとファンタジーを混ぜ込む感じが、一番観たかったものです。
だからこそ手書きのエンドロールが始まっても、誰も席を立たなかったのだと思います。


足を運んで、観て良かった。心に響いた。

関係ありませんが、映画見終わった後に撮った丸の内仲通りの一枚です。
夏空気持ちよかったです🐶

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