今日は、78年目の終戦記念日です。北方領土では戦いはこれからだったようですが。
たった今、黙とうをささげた人も多いと思います。
もう二度と戦争を起こしたくない。
日本人の共通の誓いであり、祈りだと思います。

普段、僕らは戦争は良くないと教えられています。
他国の紛争、戦争をも当たり前のように否定しています。

ですが、以外とあの戦争を何故始めてしまったのか、あまり論じられていない気がします。
いや、されていたのでしょうけど都合の悪いことは見ないように、忘れる様に僕はしてきたんだと思います。
今さらながらに、あんな惨めで凄惨な戦争を何で起こしたんだろうかと。

ちゃんと思い出しました。
石油全面禁輸で「戦争をするしかない」と考えるようになったはずです。
そうなんです。
今だってエネルギーを絶たれれば、実質的に僕らは死に絶えます。
石油が手っ取り早いからそうだったと思いますが、その他の資源、食料を封鎖されたって同様だと思います。
だからこそ、戦後政府や大手企業を中心に政治・経済の安定を図ってきたんだと思います。

今日これだけ地球上に人口が爆発して、資源を奪い合う競争の中にいます。
これまでの日本の国力のおかげで、まだどうにか現代生活を謳歌しています。
昨今は急激に原油が上昇し食料も高騰しています。

このままではガソリン代が300円400円になる日も来るだろうし、電気代だって数倍になりかねない。
今の様にエネルギーを湯水のように消費し、食料ロスを続けて継続できるわけがない。
極論、いつかは人を殺しでも奪いに行くように思えてなりません。
国単位で起きれば、それは戦争です。
もちろん日本人の不戦の誓いは相当固いと思いますが、飢餓を経験したことのない僕は自信がありません。
誰だって好きで人殺ししたいわけじゃないし、軍部の暴走で片づけられることでもない。

どれだけ戦争を非難して、こき下ろしたところで不戦には繋がらないと思います。
強い誓い立てて、祈りをささげても現実の前では意味を持たないと思います。
腹を空かしては正しいことはできない。
強くなければ守れないと思います。

行動を実践してエネルギー消費を抑え、食料自給率を上げる努力をしたいです。
外貨を稼ぐのも良いと思います。
小さくてもいいから思いだけじゃなくて、僕ら一人一人が具体的な行動します。
78年前の今日は、どれだけ暑かったのでしょうか。