恵まれた時代に生まれて、本当に良かった。

最近、「どうする家康」を見ている影響で、戦国時代や江戸時代に久しぶりに興味が湧いています。
何度か嫁さんに、歴史の粗筋っぽいことをほのめかされて悔しい思いしました。
そうか僕は、全然この頃の歴史を知らないなと。

なのでちょっと予習しておかなきゃと思い図書館に行きました。
でも。。歴史系の書籍は僕にはハードルが高すぎでした（笑）
難しい大量な文字を目の前に撃沈でした。チーン。。
で、どうしたといいますとYoutubeで「アニメ日本史」なるTV番組を見ました。
子供か。。

それはともかく、色々と考えさせられました。
あの時代は「百姓は生かさず殺さず」でした、まさにその通りです。
子供頃たしかに学校で習ったことではありますが、その頃はまったく現実味がありませんでした。
でも今なら痛いくらい伝わってきます。
ちなみに農民の割合は全人口の8割ですから、当然僕もここのカテゴリです。

「ヒエやアワでなくて、コメが食べたい」
飢饉で本当に大勢の人が死ぬ、理不尽な疑いで処刑される。
人権もへったくれもない。苦役は日常的です。
支配者には服従の世界です。
農民は一生農民です。職業選択の自由もない。
朝早くから農作業をして、日が落ちたら家の中で遅くまで働くよう求められていました。
そりゃ一揆や打ちこわしもおきますね。やってもその代わりに死罪になりますけど。
もちろんキリシタンも徹底的に、殺されます。

一部の商人や偉い人だけが良い暮らししていました。
ここは現代も一緒ですね。
でも庶民の暮らしの今とはレベルが違います。

ともかく、思っていた以上に昔のくらしの厳しさを痛感しました。
太平洋戦争の時に辛い思いをしたのはイメージがありましたが、ここまでとは。
僕は幼少期に貧困でしたので、分かった風な気持ちでいたことが恥ずかしいです。
翻って今の日本のこの暮らしは、本当に素晴らしいものだと思います。
ただこの地球上には、未だに悲惨な暮らしをしている人々もいたりします。

数多の先人の犠牲と努力の上に成り立っていると、今更ながらに感じます。
それと同時に、あれだけの地獄のような日本を生き抜いてくれた自分のご先祖様に感謝したいです。
僕なら投げ出して野垂れ死にしていたと思います。

これだけの環境と平等な社会が既にあります。後は自分次第です。
この幸せを十分に噛みしめ、今日と言う日を謳歌します～🐶