安倍晋三氏殺害事件から一週間近くが経ちました。
犯行の動機として、容疑者の母親が宗教団体に傾倒した結果、生活が破綻したことが報道でなされています。
動機自体は、狂人の考えることなので正直どうでもいいです。

それよりも、
人生の辛さから救ってもらいたい一心ですがった、教団に人生を狂わされる。
このことが何よりも残念でなりません。
僕は、宗教団体のことを良く知りませんので、もしかしたらちゃんとした救いの教えを純粋に貫いているだけの団体も沢山あるのかもしれません。

ただ、他人事ではなかったので僕の思いを書きます。

僕の両親や、親族で敬虔な信仰を持つ人は知りません。
友人でもいません。
たまたまかもしれませんが、前妻の母さんと嫁さんのご両親はどちらも信仰心の厚い方々です。

前妻の母は、ご自身の離婚、長男の子育ての苦難から新興宗教に入れあげてしまったように聞いています。
豪快な気質の方に見えていましたが、生活苦から逃れられず病気を患って辛い老後を過ごしているようです。

嫁さんのご両親は、昔ながらの地元の宗教のようです。
とても信心深い方々ですが、それが理由で生活に支障があるようには見えません。
二人とも朗らかで、仲睦ましく穏やかに暮らしています。

別に、比較してとやかく言う気持ちはありません。
ただ幸せになりたいという気持ちは、皆一緒なのにどこでボタンを掛け違えてしまうのだろうと思います。
僕も、嫁さんに拾ってもらわなければ、ひょっとしたら教団の門を叩いていたかもしれません。

勝手な想像ですが、巧みな言動で心の弱った人を操ろうとする悪い団体にはお世話になりたくないです。
心を乗っ取られたくない。
そのためにも、今の暮らしと時と向き合って、幸せをちゃんと離さないようにします。

「あの人が悪い、この組織が良くない」などと思っていないで、
自分で出来ることをやって、心を燃やして一日一日を楽しく生きようと思いました🐶