人生初の110番だったかも

2023/06/07 12:39

先週の日曜日の正午前のことでした。
いつものように渋谷駅で下車し、借りることも買うことも出来そうにない南麻布の高級マンションを物色し、炎天下の中さらに白金に向かうため長距離散歩をしていました。

ちょうどプラウド南麻布、フランス大使館を過ぎて一通り盛り上げり高速道路沿いを歩いている時でした。
どこからともなく、女性の声が、、
振り返ってもあたりには人影はなくて、ん？？と思っていたら、頭上のマンションのベランダからでした。

高速道路がうるさくよく聞き取れないのですがよくよく聞いてみると、ベランダに出た際に2歳児のお子さんが中から間違って鍵をかけてしまったようなのです。
そのお母さんの、「助けて！」の叫びだったのです。
4階の南側のお部屋でした。

僕は最初気づかずスルーするところでしたが、耳のいい嫁さんが気づきました。
話し合って警察を呼ぶことになりました。
僕がTELし、嫁さんが彼女の状況をヒアリングしていました。
エントランスにあったマンションの緊急連絡先にもTELしましたが、10分経っても混雑しているとアナウンスされ繋がらず。

走行しているうちに自転車でお巡りさんが駆け付け、次いでパトカーもやって来ました。
キリっとはきはきした警察官に状況説明していると、消防隊もやって来ました。
迅速な対応で頼りになると感じました。

彼らが段取りを検討している間に、彼女から比較的近隣で仕事している夫の会社に電話して帰ってきてほしいと依頼されたので嫁さんが電話しました。

ハシゴ車があるわけではないので、4階には登れそうにもありません。
5階の真上の部屋から降りる作戦のようにも見えましたが、日曜日のお昼で不在のようでした。
いつまでも野次馬しているわけにもいかないので、その場は去りました。

後で救出された彼女から感謝の電話を頂きましたが結局は夫さんが、帰宅し普通に鍵を開けて事なきを得たとのことでした。
今思えば、警察に救助を要請せずに最初からそうすべきだったかと思います。
ただ当時は炎天下で、南側のベランダでもし長時間放置されたら怖いなと考えてしまいました。
また2歳の幼児にも何があるか分からないと。

ともかく無事でよかったです。
ちゃんと110当番したのは、初めてだった気がします。